冷やすべきか温めるべきか

よく患者さんに痛い時に温めるのが良いのか冷やすのが良いのかを聞かれます。損傷の具合にもよりますがズバリ冷やすこれが正解です。もし温めないといけない場合に冷やしてしまっても大丈夫です。雪をつかんだ手を思い出してください。冷やされる事により血管は縮まりますが、すぐにリバウンドが起こり逆 に血管が広がって血行は良くなります。よって雪を掴んだ手は赤くなったはずです。最悪なのが冷やさないといけないのに温めた場合、これは炎症をさらに強めてしまい痛み倍増になります。

 

ギックリ腰で患者さんから電話があることがありますが、夕方までに電話があった場合と夜に電話があった場合とでは、かなりの確率で夜に電話をくれた患者さんの方が完治に時間が掛ります。それは何故でしょう?答えは、夜に電話を頂いた場合にはほとんどが風呂に入った後での連絡なので、ギックリ腰を起こ した当日は炎症期になり、熱がどんどん沸き、冷やすに徹するという行為が出来なくなってしまっているからです。ギックリ腰は俗称で、正式名称は急性腰部捻 挫といいます。足首の捻挫の場合に温める人はまず居ないでしょう。それと同じことです。

 

急に起こった痛みに対して自分で応急処置をするなら、患部を冷やすのが良い、と私は思います。